Japanese
English
臨床研究
結節形成によるイレウス7例の検討
Intestinal knotting : A clinical study of 7 cases
近藤 真治
1
,
蜂須 賀喜多男
1
,
山口 晃弘
1
,
磯谷 正敏
1
,
堀 明洋
1
,
新美 教弘
1
1大垣市民病院外科
キーワード:
結節形成
,
イレウス
,
絞扼性イレウス
Keyword:
結節形成
,
イレウス
,
絞扼性イレウス
pp.117-120
発行日 1993年1月20日
Published Date 1993/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905121
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はじめに
結節形成によるイレウスは,移動性に富む2つの遊離腸係蹄が互いに結ばれるように纏絡した状態にあるもので,double volvulusともいわれ,2つの腸係蹄は互いに,または一方が他方の腸管を絞扼して腸管の強い血行障害を伴うものである1).われわれは7例の結節形成によるイレウスを経験し,全例に手術を施行し多くは良好な予後を得た。結節形成によるイレウスについて自験例に若干の文献的考察を加えて報告する.
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