病院めぐり
佐久総合病院外科/沖縄県立中部病院
大西 一好
pp.114-115
発行日 1993年1月20日
Published Date 1993/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905120
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長野県の東側,北を浅間山,西を八ヶ岳に囲まれたところを佐久平といいます.元来,農村色豊かな地域ですが,今春には信越自動車道が開通し,また長野冬季オリンピックを目標に新幹線建設も具体化し,交通事情は一大変貌を遂げようとしております.その中央やや南,人口1万6千の臼田町に,千曲川に接して佐久総合病院があります.
当病院は昭和19年1月,産業組合(現在の農業協同組合〉の病院(20床)として発足し,早くより農村医学の提唱と実践に取り組み,農村医学のメッカとして知られています.現在991床のほかに老人保健施設94床をもち,同時に臨床研修指定病院,僻地中核病院,救急救命センター,がん診療中核病院,心疾患基幹病院などの指定を受け,さらにいくつかの研修,研究教育施設を併せもつ,常勤医120余名を有する総合病院であります.
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