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特集 胃癌治療ガイドラインの検証
胃癌の縮小手術や腹腔鏡手術の適応
Indication of limited surgery and laparoscopic surgery for gastric cancer
安達 洋祐
1
,
北野 正剛
1
Yosuke ADACHI
1
1大分医科大学第1外科
キーワード:
胃癌治療
,
ガイドライン
,
縮小手術
,
腹腔鏡手術
Keyword:
胃癌治療
,
ガイドライン
,
縮小手術
,
腹腔鏡手術
pp.1641-1644
発行日 2002年12月20日
Published Date 2002/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905077
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今日の医療は「科学的根拠に基づいた医療(evidence-based medicine:EBM)」が重視されており,ガイドラインの作成や医療の実践にはエビデンスが求められる.最近の臨床研究によると,早期胃癌の縮小手術はガイドラインを越えた適応でも安全に施行でき,早期胃癌の腹腔鏡手術は開腹手術よりも優れた点があることが示されている.今後,縮小手術や腹腔鏡手術が胃癌の外科治療としてさらに評価されていくものと考える.
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