病院めぐり
砺波総合病院外科
小杉 光世
pp.1121
発行日 2002年8月20日
Published Date 2002/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904951
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1948年に開設された砺波総合病院は富山県西部に位置し,砺波医療圏内の地域中核病院です.院内標榜35診療科,従業員656名(常勤医師68名),3年前より増改築中で病床数535床となります.その理念は「地域に開かれ,地域住民に親しまれ,信頼される病院」で,地域災害拠点,僻地中核病院として地域に密着した砺波市立の自治体病院です.地域住民が求める救急,小児,精神,老人,在宅,周産期,リハビリテーション医療など高度先進医療を実践し,今年度ICU18床が開設されます.1989年より外国人医師指導施設として中国,イランより数名の外科医を含む多くの外国人研修医を受け入れ,また関連大学の卒後専門医育成にも力を注いできました.2001年より臨床研修指定病院の指定を受け,卒後初期研修医を募集しています.
当院外科は設立当初より金沢大学第1外科の医師派遣を受けてきました。昭和40年代に赴任し名誉院長である小林 長が,やる気のある医師の参集に尽力され,厳しい危機的状況を越えて今日の発展の基礎を作られました.現在,日本外科学会,消化器外科学会,胸部外科学会,呼吸器外科学会,大腸肛門病学会,消化器内視鏡学会,乳癌学会などの專門認定施設となっている.
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