特集 保健・医療情報の活用
老人保健福祉情報システム—富山県砺波広域圏
窪木 外造
1
,
須河 弘美
2
Sotozo KUBOKI
1
,
Hiromi SUGAWA
2
1富山県厚生部
2富山県厚生部社会福祉課
pp.328-331
発行日 1986年5月15日
Published Date 1986/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207261
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■はじめに
わが国の人口の高齢化が急速に進む中で,本県における65歳以上人口は138千人,総人口に占める割合は12.4%で,これは全国平均の9.9%を大きく上回っている(59年10月1日現在).この割合は今後さらに増加を続け,昭和80年には20.4%に達するものとみられている.
このような老年人口の増加に伴い,保健医療の需要が増加するとともに,ねたきり老人等要援護老人の問題,老人一般の社会適応の問題等,解決すべき問題が山積みされてきている.これら保健医療・福祉両分野にまたがる諸問題を有機的に結合して効果的な保健福祉サービスを提供することが考えられなければならない.
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