Japanese
English
臨床報告・1
嚢腫型肝内胆管拡張症の肝部分切除後に発症した胆管癌の1例
A case of cholangiocarcinoma after partial liver resection for intrahepatic biliary cystic dilation
上之園 芳一
1
,
才原 哲史
1
,
立山 健一郎
1
,
熊之細 透
1
,
白濱 浩
2
,
高尾 尊身
3
,
愛甲 孝
3
Yoshikazu UENOSONO
1
1今給黎総合病院外科
2今給黎総合病院病理
3鹿児島大学第1外科
キーワード:
胆管癌
,
肝内胆管拡張症
Keyword:
胆管癌
,
肝内胆管拡張症
pp.719-724
発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904475
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はじめに
胆管拡張症あるいは膵胆管合流異常に胆管癌が発生することはよく知られている1,2).今回,膵胆管合流異常を伴わない結石合併の嚢腫型肝内胆管拡張症に対し結石,嚢腫を含めた肝部分切除を行った.しかし,約1年半後に閉塞性黄疸で異時性に肝内胆管癌が発症し,切除した1症例を経験したので報告する.
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