私の工夫—手術・処置・手順
鼠径ヘルニア修復術において,プロリン・ヘルニア・システムの上下2枚のパッチを各スペースに手際よく留置する方法
下間 正隆
1
,
麦谷 達郎
1
,
山岡 延樹
1
,
相良 幸彦
1
,
山岸 久一
2
Masataka SHIMOTSUMA
1
1堀川病院外科
2京都府立医科大学消化器外科
pp.684-685
発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904467
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鼠径ヘルニア修復術に用いるプロリン・ヘルニア・システムは上下2枚のパッチをコネクターで結合したall in one型のgraftである.
腹膜前腔に作製した後方スペースと外腹斜筋腱膜と内腹斜筋との間に作製した前方スペースにそれぞれ下部パッチと上部パッチを留置することにより,ヘルニア門を閉鎖してかつmyo-pectineal orificeを補強して鼠径ヘルニアを修復する.
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