Japanese
English
臨床報告・1
門脈ガス血症を呈した絞扼腸管非壊死の閉鎖孔ヘルニア嵌頓の1例
A case of incarcerated obuturator hernia with portal venous gas without bowel necrosis
高井 惣一郎
1
,
小池 保志
1
,
上原 正憲
1
,
小松 邦志
1
,
田川 豊秋
1
Soichiro TAKAI
1
1神戸徳洲会病院外科
キーワード:
門脈ガス血症
,
閉鎖孔ヘルニア嵌頓
Keyword:
門脈ガス血症
,
閉鎖孔ヘルニア嵌頓
pp.275-278
発行日 2001年2月20日
Published Date 2001/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904393
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はじめに
門脈ガス血症(portal venous gas,以下PVG)は大半が腸管壊死に合併し,稀ながら予後不良の病態とされている.今回筆者らはPVGを呈した絞扼腸管非壊死の閉鎖孔ヘルニア嵌頓の1例を経験し,術後良好な経過を得たので,若干の文献的考察を加え報告する.
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