特集 薬物療法マニュアル
Ⅳ.術後愁訴と合併症の薬物療法
7.消化器系
麻痺性イレウス
西村 元一
1
,
三輪 晃一
1
Genichi NISHIMURA
1
1金沢大学医学部第2外科
pp.306-307
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903866
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基本的事項
手術とくに開腹術後には程度の差はあるが一時的に腸管運動麻痺状態(生理的イレウス)が起こり,通常は48〜72時間後には回復する.しかしながら麻痺の状態が遷延し,腹部膨満が続くと全身状態に影響を及ぼすことがあり,この状態が麻痺性イレウスである.
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