特集 薬物療法マニュアル
Ⅱ.検査・処置・内視鏡的治療に伴う薬物療法
1.経静脈栄養,中心静脈栄養法
城谷 典保
1
Noriyasu SHIROTANI
1
1東京女子医科大学第2外科
pp.106-109
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903792
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はじめに
Dudrickらにより始められた中心静脈にカテーテルを留置して高濃度グルコース,アミノ酸液を投与する静脈栄養法は中心静脈栄養法と呼ばれ,アメリカで発展してきた.これに対してスウェーデンのWretlindらが脂肪乳剤を開発した経緯もあり,ヨーロッパでは末梢静脈栄養法が広く普及した.
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