カラーグラフ 消化器の機能温存・再建手術・6
早期胃癌に対するD2郭清を伴う自律神経温存幽門保存胃切除術
二宮 基樹
1
,
池田 俊行
1
,
朝倉 晃
1
,
岡村 進介
1
Motoki NINOMIYA
1
1社会保険広島市民病院外科
pp.151-157
発行日 1999年2月20日
Published Date 1999/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903515
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はじめに
予後の良好な早期胃癌に対して術後QOLの改善を目的として,種々の縮小手術や機能温存手術1)が試みられるようになってきた.筆者らは早期胃癌に対して根治性を保ちつつ,術後消化吸収機能と術後QOLの改善をめざして,D2郭清を伴う自律神経温存幽門保存胃切除術(以下,本術式)を行っている2〜5)医本稿ではこの術式の実際と管理について述べる.
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