Japanese
English
臨床報告・1
スパイラルCTが診断に有用であった重複胆嚢に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の1例
Laparoscopic cholecystectomy for a double gallbaldder patient successfully diagnoed by spiral CT
橋爪 泰夫
1
,
長利 あゆみ
1
,
飯田 茂穂
1
,
竹内 正勇
2
,
米島 学
2
,
上田 隆之
3
Yasuo HASIHZUME
1
1金沢市立病院外科
2金沢市立病院消化器科
3金沢市立病院放射線科
キーワード:
スパイラルCT
,
重複胆嚢
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
Keyword:
スパイラルCT
,
重複胆嚢
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
pp.549-552
発行日 1997年4月20日
Published Date 1997/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902712
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はじめに
重複胆嚢は剖検例の4,000〜5,000例に1例と言われるきわめて稀な先天奇形とされている1).今回,筆者らは胆石症を合併した重複胆嚢の1例を経験し,その術前の解剖学的形態診断にスパイラルCTによる3次元表示胆道造影がきわめて有用であり,安全に腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下LC)を施行できたので報告する.
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