Japanese
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特集 出血させない消化器癌手術
出血させない胃癌手術(1)
How to reduce blood loss in gastric cancer surgery
丸山 圭一
1
,
笹子 三津留
1
,
佐野 武
1
,
片井 均
1
,
木下 平
1
,
野田 徳子
1
Keiichi MARUYAMA
1
1国立がんセンター中央病院外科
キーワード:
胃癌手術
,
手術手技
,
手術出血
Keyword:
胃癌手術
,
手術手技
,
手術出血
pp.1133-1138
発行日 1995年9月20日
Published Date 1995/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901962
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手術で出血を最小限に留めるのには,出血しない部位を切ることと,出血点を予測して予め結紮してから切離することであろう.これを実現するには,詳細な局所解剖学の知識,とくに発生学,解剖学,組織学の知識が不可欠である.また,ミクロのレベルの視覚と鋭敏な触覚がなければ,意図した手術は実現できない.これらがとくに重要な役割をもつ,total bursectomyにおける横行結腸間膜前葉の剥離,膵頭の授動,膵脾の授動,動脈や膵からのリンパ節郭清の手術操作をとりあげ,私どもの手技を解説した1).
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