Japanese
English
特集 胃癌術後のフォローアップ:再発と二次癌対策
胃癌術後の一般的チェックと治療
Routine check and treatments in follow-up of gastric cancer patient
丸山 圭一
1
,
笹子 三津留
1
,
木下 平
1
,
佐野 武
1
,
片井 均
1
,
菊地 仁
1
,
阪 眞
1
Keiichi MARUYAMA
1
1国立がんセンター中央病院外科
キーワード:
胃癌手術
,
無胃性貧血
,
逆流性食道炎
,
ダンピング症状
Keyword:
胃癌手術
,
無胃性貧血
,
逆流性食道炎
,
ダンピング症状
pp.1369-1372
発行日 2000年11月20日
Published Date 2000/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904288
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
胃癌切除後の一般的チェックと治療について,われわれの経験に基づいて概説した.臨床上とくに大切なことは,全摘後にビタミンB12を注射で定期的に補給しなければならないこと,また十二指腸液の逆流とダンピング症状が起こりやすいので,そのことについて少し詳しく述べた.この他に鉄欠乏性貧血,痙攣性通過障害,糖尿病,壊死性胆嚢炎を避けるための胆摘,胆嚢内結石など,胃切除後には多くの事項に配慮しなければならない.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.