特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅶ.四肢・皮膚
24.新鮮熱傷
宮城 良充
1
,
真栄城 優夫
2
1沖縄県立中部病院地域・救命救急診療部
2沖縄県立中部病院外科
pp.248-249
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901381
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熱傷は外来通院で治療可能の軽症から,治癒まで長期の管理を要する重症など様々である.したがって,初療時のポイントは重症度の判定にある.重症,中等症は初期に大量の補液を必要とするので,速やかに加療のできる施設に搬送する.軽症(II度15%,III度2%以下)が外来で治療可能である.近年,II度熱傷を浅いもの,深いものに分けて治療を進めるようになってきた.
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