増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
症状からみた内科エマージェンシー
新鮮下血
鈴木 亮一
1
,
川口 義明
1
,
横山 信之
1
1横浜市立港湾病院消化器内科
pp.178-179
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907092
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ポイント
●一般に,下血はTreitz靱帯より肛門側の消化管出血により生じる.
●新鮮下血を診るにあたり最も大切なことは,全身状態(重症度)の把握と循環不全の予防にある.
●第二に重要なことは出血源の同定であり,的確な検査法の選択が迫られる.
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