特集 局所麻酔を行う外科医へ
[座談会]局所麻酔合併症をいかに防ぐか
加藤 済仁
1
,
佐久間 正祥
2
,
宮崎 東洋
3
,
北島 政樹
4
1加藤法律会計事務所
2水戸赤十字病院外科
3順天堂大学医学部麻酔科
4慶応大学医学部外科
pp.333-345
発行日 1993年3月20日
Published Date 1993/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901124
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北島(司会) 本日は先生方,お忙しいなかご出席を賜りましてありがとうございます.本日の座談会は「局所麻酔合併症をいかに防ぐか」というテーマで行いたいと思います.日常の臨床で局所麻酔がどのように位置づけられているのか,局所麻酔によって起こってくる合併症がどういうものであり,それをどのように防ぐか,もし合併症が起こった場合にどのように対応するか,といったことについて,各専門の立場から忌憚のないご意見をお伺いして,明日からの外科医の臨床に役立てたいというのがこの座談会の趣旨でございます.
そこで外科から水戸赤十字病院の佐久間正祥先生,麻酔の立場から順天堂大学の宮崎東洋先生,法律の立場から医師であり,弁護士でもある加藤済仁先生にご出席いただき,局所麻酔の合併症とその対応を中心にご意見を承りたいと思います.
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