Japanese
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特集 いまイレウスを診療する
D イレウス:Selected Topics
癒着性イレウスといわゆるPolysurgery
Adhesive ileus caused by polysurgery
天野 純治
1
,
久吉 隆郎
1
,
難波 亨
1
,
平田 知巳
1
,
木本 洋一郎
1
,
的場 康徳
1
Junji AMANO
1
1日本医科大学第二病院外科
pp.761-765
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900825
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ポイント:開腹による腸管の癒着は,回を重ねるたびにひどくなり,泥沼に入った心境になる.教室の開腹例ではほとんど初回で解除されるが,3回以上が3例あった.初回開腹手術を臓器別にみると,胃(36%),虫垂(28%)と上部消化管手術後に増加傾向がみられる.特に胃全摘脾合併切除,空腸間置術は5例で,腹膜の欠損した上腹部の大きな空間は,特殊なイレウス像を示す.今回2年6ヵ月にわたるpolysurgeryによる症例を呈示し,各ポイントを述べる.
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