Japanese
English
臨床報告
単純性非特異性大腸潰瘍の2例
Two cases of nonspecific simple ulcer of the colon
巾 芳昭
1
,
久米田 茂喜
1
,
岩浅 武彦
1
,
井之川 孝一
1
,
堀 利雄
1
,
牧内 正夫
1
,
中村 喜行
2
,
武川 建二
2
Yoshiaki HABA
1
1国立松本病院外科
2国立松本病院内科
pp.109-113
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900363
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はじめに
結腸の限局性潰瘍性病変には,Crohn病,結核,Behçet病などがある.近年,これらの疾患に加えて単純性非特異性大腸潰瘍が一つの疾患単位として確立されつつある.今回,われわれは,回盲部と上行結腸に発生した単純性非特異性大腸潰瘍の2例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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