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特集 Day Surgeryはどこまで可能か
小児の日帰り手術の現状と将来展望
Day surgery for infants and children:Present and future
松本 陽一
1
,
村田 洋
2
Youichi MATSUMOTO
1
,
Hiroshi MURATA
2
1兵庫県立こども病院外科
2兵庫県立こども病院麻酔科
pp.55-60
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900352
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小児専門病院で医療を受けようとする小児の手術待期患者の急増に対処するため,1985年以降専用手術棟を設置し日帰り手術を本格的に行った結果を報告し,その将来展望を述べる.5年間の手術統計,日帰り手術の麻酔の実際,適応基準と利点,病院経営・医療行政に関与する経済的側面について文中に詳細に述べた.近親者の全身麻酔に対する理解と啓蒙をまって,本格的な日帰り手術棟の設置,麻酔医と術者の相互信頼関係の上に立って本方式を行えば,将来ますます有望性を秘めた方式と考えられる.
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