Japanese
English
臨床報告
小腸結節形成による絞扼性イレウスの1治験例
A successfully treated case of ileus due to knotting of the small intestine
日下 貴文
1,2
,
大久保 哲之
1,2
,
立石 直
1
,
中山 至
1
,
加藤 紘之
2
,
田辺 達三
2
Takafumi KUSAKA
1,2
1総合病院浦河赤十字病院外科
2北海道大学医学部第2外科
pp.1929-1932
発行日 1990年12月20日
Published Date 1990/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900341
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
腸管の結節形成によるイレウスは稀な疾患であり,そのなかでも小腸結節形成は極めて少ないとされている.今回,われわれは,17歳女性の小腸結節形成による絞扼性イレウスの1症例を経験し,腸切除を施行することにより救命し得たので,文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.