Japanese
English
臨床報告
腹壁再建を要した隆起性皮膚線維肉腫の1例—腹壁広範囲切除とTFL m-c flapによる再建
A case of dermatofibrosarcoma protuberans in the abdominal wall reconstaucted with tensor fascia lata m-c flap
吉田 秀也
1
,
白井 洋司
1
,
百束 比古
1
,
文入 正敏
1
,
青木 見佳子
2
,
望月 功
3
,
土屋 嘉哉
3
Hideya YOSHIDA
1
1日本医科大学形成外科
2日本医科大学皮膚科
3東戸塚記念病院外科
pp.1933-1935
発行日 1990年12月20日
Published Date 1990/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900342
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はじめに
隆起性皮膚線維肉腫(Dermatofibaosaacoma pro-tuberans;以下DFSP)は,皮膚科領域では必ずしも稀な疾患とはいえないが,初期治療を誤ると再発をくり返し,治療に難渋する皮膚腫瘍である.今回われわれは,下腹部手術創瘢痕上に再発をくり返したDFSPの1例を経験し,広範囲摘出,および腹壁再建を施行したので,文献的考察を加え報告する.
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