Japanese
English
臨床報告・1
小腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
A case of mesenteric hernia with bowel strangulation
中尾 篤典
1
,
阪上 賢一
1
,
宇田 征史
1
,
光岡 晋太郎
1
,
中村 裕二
2
,
大津 直也
3
Atsunori NAKAO
1
1庄原赤十字病院外科
2庄原赤十字病院麻酔科
3庄原赤十字病院内科
キーワード:
小腸間膜裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
Keyword:
小腸間膜裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
pp.113-116
発行日 1998年1月20日
Published Date 1998/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903091
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はじめに
小腸間膜裂孔ヘルニアは稀な疾患で,裂孔への腸管の陥入による絞扼性イレウスとして発症するものが多い.その発症は急激で術前診断も困難であり,早期に治療しないと腸管壊死をきたしてしまう重篤かつ緊急性を要する疾患である.今回われわれは小腸間膜裂孔ヘルニアによる絞掘性イレウスの1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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