Japanese
English
臨床報告
術後4ヵ月で局所再発死した皮膚筋炎合併Dukes A直腸癌の1例
A case of dermatomyositis with Dukes A rectal carcinoma which died of its local recurrence 4 months after radical operation
石井 誠一
1
,
大内 明夫
1
,
川上 一岳
1
,
椎葉 健一
1
,
斉藤 善広
1
,
松野 正紀
1
Seiichi ISHII
1
1東北大学医学部第1外科
pp.385-388
発行日 1990年3月20日
Published Date 1990/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900063
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はじめに
皮膚筋炎は悪性腫瘍を合併する頻度の高い自己免疫疾患であり,両者の合併例の予後は不良とされている.一方,Dukes A直腸癌の予後は一般に良好であり,根治手術後短期間で再発することは稀である.今回著者らは,根治手術後4ヵ月で局所再発により死亡した皮膚筋炎合併Dukes A直腸癌の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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