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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
幽門側胃切除
グルコース値からみた幽門側胃切除術後の再建法
Reconstruction method after distal gastrectomy from the view point of blood glucose level
窪田 健
1
,
大橋 拓馬
1
,
西別府 敬士
1
,
大辻 英吾
1
Takeshi KUBOTA
1
1京都府立医科大学消化器外科
キーワード:
胃癌
,
幽門側胃切除
,
持続グルコースモニタリング
Keyword:
胃癌
,
幽門側胃切除
,
持続グルコースモニタリング
pp.595-600
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214130
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【ポイント】
◆胃切除後は血糖変動が大きく,低血糖の頻度が高い.そして症状を訴えない夜間低血糖の患者が存在する.
◆術後12か月が経過しても低血糖の頻度はさほど改善しておらず,血糖変動はむしろ増悪していた.
◆BillrothⅠ法とRoux-en-Y法再建の比較では,Roux-en-Y法のほうが血糖変動は大きく,低血糖の頻度は多いが,術後約12か月で同等となる.
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