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特集 外科医が担う緩和治療
緩和治療における侵襲的処置
胃癌幽門狭窄に対する処置:胃腸吻合かステントか—プロペンシティ・スコア・マッチングによる解析
Treatment option of endoscopic stent insertion or gastrojejunostomy for gastric outlet obstruction due to gastric cancer:a propensity score-matched analysis
芳賀 克夫
1
Yoshio HAGA
1
1JCHO天草中央総合病院外科
キーワード:
胃癌
,
幽門狭窄
,
胃腸吻合術
,
ステント
Keyword:
胃癌
,
幽門狭窄
,
胃腸吻合術
,
ステント
pp.1187-1190
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213855
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【ポイント】
◆日本胃癌学会は,胃癌幽門狭窄症例に対して胃腸吻合術(以下,バイパス術)または内視鏡的胃十二指腸ステント挿入術(以下,ステント術)を実施した症例を全国調査した.
◆両群間の背景因子を揃えるために,プロペンシティ・スコア・マッチング解析を実施した.
◆ステント術群はバイパス術を比べて,術後合併症は有意に少なく,術後食事摂取量は同等で,術後生存期間も同等であった.
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