Japanese
English
臨床報告・1
良性疾患による幽門狭窄に対する完全腹腔鏡下胃・空腸バイパス術
A case of laparoscopic gastric bypass for pyloric dysfunction in benign disease
小竹 優範
1
,
稲木 紀幸
2
,
山本 大輔
1
,
高田 宗尚
1
,
品川 誠
1
Masanori KOTAKE
1
1市立輪島病院外科
2金沢大学医学部地域医療学講座
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
胃空腸吻合
,
幽門狭窄
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
胃空腸吻合
,
幽門狭窄
pp.691-695
発行日 2009年5月20日
Published Date 2009/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102573
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はじめに
慢性の胃・十二指腸潰瘍などの良性疾患に伴う幽門狭窄に対する治療法としてバルーン拡張術があるが1,2),拡張が不十分な場合は手術療法も施行される.近年は低侵襲な腹腔鏡下手術が進歩し続けている3).
今回われわれは,胃潰瘍瘢痕に伴う幽門狭窄に対して完全腹腔鏡下に胃・空腸バイパス術を施行したので報告する.
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