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特集 外科医が担う緩和治療
緩和治療における侵襲的処置
幽門狭窄に対する外科治療とQOL
Surgical treatment for pyloric stenosis and quality of life
服部 卓
1
,
寺島 雅典
1
Taku HATTORI
1
1静岡県立静岡がんセンター胃外科
キーワード:
幽門狭窄
,
緩和手術
,
quality of life
,
QOL
Keyword:
幽門狭窄
,
緩和手術
,
quality of life
,
QOL
pp.1191-1197
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213857
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【ポイント】
◆幽門狭窄を有する切除不能進行胃癌に対する緩和手術は,経口摂取を改善することで化学療法の導入を促進し,QOLを改善させる可能性がある.
◆QOLが改善した症例では,生存期間が延長する可能性がある.
◆緩和的外科治療は適切な症例を選択し,安全・確実な手技と周術期管理に努めることが重要である.
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