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特集 外科医が担う緩和治療
緩和治療における侵襲的処置
食道癌に対するバイパス手術とステント留置術
Bypass surgery and stent insertion for unresectable esophageal cancer
谷島 翔
1
,
八木 浩一
1
,
石橋 嶺
2
,
瀬戸 泰之
1
Shoh YAJIMA
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
2東京大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
食道バイパス手術
,
食道ステント留置術
,
Kirshner法
,
Postlethwait法
Keyword:
食道バイパス手術
,
食道ステント留置術
,
Kirshner法
,
Postlethwait法
pp.1169-1174
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213852
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【ポイント】
◆食道癌による穿孔/穿通,瘻孔形成,高度狭窄に対して,根治切除不能な場合,バイパス手術あるいはステント留置術が考慮される.
◆バイパス手術は,全身状態が良好で予後3〜6か月以上が見込め,後治療が十分できる症例に適応する.
◆ステント留置術は,バイパス術と比較して侵襲が少なく,処置後2〜3日で効果が得られる点が利点である.
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