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特集 外科医が担う緩和治療
緩和治療における侵襲的処置
悪性気道狭窄に対する気道ステント
Stenting for lung cancer with tracheobronchial stent
宮澤 輝臣
1
Teruomi MIYAZAWA
1
1聖マリアンナ医科大学呼吸器内科
キーワード:
悪性気道狭窄
,
気管支ファイバー
,
シリコンDumon気道ステント
,
ハイブリッドAERO気道ステント
Keyword:
悪性気道狭窄
,
気管支ファイバー
,
シリコンDumon気道ステント
,
ハイブリッドAERO気道ステント
pp.1175-1178
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213853
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【ポイント】
◆悪性気道狭窄には,通常は硬性気管支鏡を使用したシリコン気道ステント(Dumonステント)の留置が可能である.
◆ハイブリッド気道ステント(AERO ステント)は悪性気道狭窄に対して適応があり,軟性気管支鏡で使用されている.ハイブリッド気道ステントは気管支ファイバーでデリバリーシステムを用いて留置可能,フルカバーで取り出し可能である.
◆ニチノールをレーザーカットしたステント骨格がポリウレタン製のカバーで完全に覆われているので気管支ファイバーでの留置ができ,硬性気管支鏡での回収も可能である.
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