発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005187074
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腹膜外アプローチによる腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TEPP)の手術手技の実際を図を用いわかりやすく解説した.鼠径床解剖を完全に把握しながら行うTEPPにより,限りなくゼロに近い低い再発率と迅速な回復が約束されることはいうまでもない.TEPPの明解な術野を通してはじめて,前方からでは難解な鼠径床解剖や各種鼠径ヘルニアの複雑な病態が,いとも簡便に理解できるのである.サージカル・サイエンスに基づく,理論的かつ実践的な術式TEPPの完成度の高さと普遍性を読者が実感できるよう詳述した
©Nankodo Co., Ltd., 2005