増刊号 早わかり縫合・吻合のすべて
3章 損傷・外傷に役立つ縫合
膵・脾損傷時の縫合
安藤 恭久
1
,
松川 浩之
1
,
須藤 広誠
1
,
大島 稔
1
,
岡野 圭一
1
,
鈴木 康之
1
Yasuhisa ANDO
1
1香川大学医学部消化器外科学
キーワード:
膵損傷
,
膵縫合
,
脾損傷
,
脾縫合
Keyword:
膵損傷
,
膵縫合
,
脾損傷
,
脾縫合
pp.77-81
発行日 2020年10月22日
Published Date 2020/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213117
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本稿では,膵縫合および脾縫合について解説する.ともに日本外傷学会による臓器損傷分類2008に対応して術式が選択される1,2).多臓器損傷を伴う場合では,患者の全身状態を考慮しdamage control surgery(DCS)が必要であれば,損傷分類にかかわらずドレナージ・止血(パッキング)を行う3).
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