Japanese
English
特集 遺伝性腫瘍とゲノム医療を学ぶ
総論
遺伝性腫瘍とゲノム解析の遺伝カウンセリング
Genetic counseling on inherited cancers and genomic analysis
浄住 佳美
1
,
東川 智美
1
,
堀内 泰江
1
Yoshimi KIYOZUMI
1
1静岡県立静岡がんセンターゲノム医療推進部遺伝カウンセリング室
キーワード:
遺伝性腫瘍
,
がんゲノム医療
,
遺伝カウンセリング
Keyword:
遺伝性腫瘍
,
がんゲノム医療
,
遺伝カウンセリング
pp.908-911
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213011
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆遺伝カウンセリングは,情報提供だけではなく,患者の自律的選択が可能となるような心理的社会的支援が重要である.
◆薬剤のコンパニオン診断やゲノム医療など,今後,治療目的の遺伝子解析から遺伝性腫瘍が判明する例が増加することが予想される.
◆ゲノム医療時代においては,すべての医療スタッフが,生殖細胞系列遺伝情報の特性を理解し,適切に取り扱う必要がある.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.