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特集 泌尿器科医のためのゲノム腫瘍学入門─時代に取り残されるな
遺伝性腫瘍の遺伝カウンセリング
The genetic counseling for hereditary cancer
鈴木 美慧
1
,
新保 正貴
1,2
,
山中 美智子
1
Misato Suzuki
1
,
Masaki Simbo
1,2
,
Michiko Yamanaka
1
1聖路加国際病院遺伝診療部
2聖路加国際病院泌尿器科
キーワード:
遺伝カウンセリング
,
遺伝性腫瘍
,
チーム医療
Keyword:
遺伝カウンセリング
,
遺伝性腫瘍
,
チーム医療
pp.872-875
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206400
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▶ポイント
・遺伝カウンセリングはクライエントの背景に応じて,遺伝学的情報,将来の選択肢を提示し,その選択を選んだ先の対処法や心理的応答について考える対話のプロセスである.
・遺伝情報を用いた診療が増えつつあるなか,遺伝専門スタッフだけではなく,がん患者やその家族と接する医療スタッフ誰もが,遺伝医療に関わる可能性を意識する必要がある.そして,遺伝情報の知識が浸透していくことで,より適切な遺伝医療のチーム医療が提供できる.
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