Reduced Port Surgery—制限克服のための達人からの提言・19
単孔式胃内手術と針孔式胃内手術
金平 文
1
,
金平 永二
1
,
尾花 優一
1
,
高橋 昴大
1
,
谷田 孝
1
,
佐々木 一憲
1
Aya KANEHIRA
1
1メディカルトピア草加病院外科
pp.874-881
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
経皮的内視鏡下胃内手術(以下,胃内手術)とは経皮的に胃内に内視鏡と手術器具を挿入し,胃内腔にて腫瘍を切除する,臓器温存性の高い術式である1〜3).われわれは従来,3本の5〜10 mmのポートを胃内に挿入する胃内手術を施行してきたが,2011年よりさらなる低侵襲化をめざし,reduced port surgeryを導入した.まずマルチチャンネルポートを用いた単孔式胃内手術を開始し,さらに2 mm細径器具を用いた針孔式胃内手術を開始し,積極的に施行してきたのでそれぞれの術式を紹介する4〜6)(図1).
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.