Japanese
English
特集 炎症性腸疾患アップデート—いま外科医に求められる知識と技術
クローン病の手術手技
腸管狭窄を伴うクローン病に対する手術—狭窄形成術を中心に
Surgery for an intestinal stricture due to Crohn's disease
舟山 裕士
1
,
高橋 賢一
2
,
渡辺 和宏
3
,
鈴木 秀幸
3
,
海野 倫明
3
Yuji FUNAYAMA
1
1仙台赤十字病院外科
2東北労災病院大腸肛門外科
3東北大学病院総合外科
pp.1384-1388
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212280
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆クローン病の手術では短腸症候群を避けるために腸管温存を心がけ,minimal resectionおよび狭窄形成術を選択する.
◆急性炎症(蜂窩織炎),穿孔,膿瘍,瘻孔は,狭窄形成術の適応外である.
◆狭窄形成術は合併症が少なく安全で,長期予後は腸切除に匹敵する.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.