Japanese
English
臨床報告
直腸狭窄を伴つた直腸クローン病
Crohn's disease of the rectum
谷村 晃
1
,
山口 達夫
1
,
吉田 正樹
2
,
溝部 正夫
3
Akira TANIMURA
1
1久留米大学医学部第2病理
2大分医師会立アルメイダ病院外科
3溝部内科医院
pp.1165-1168
発行日 1979年7月20日
Published Date 1979/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207246
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はじめに
限局性腸炎は1932年クローンらによつて報告され,小腸の疾患と考えられていたが,1960年Lockhart—Mummery and Morson4),1961年Wolf and Marshak7)により大腸のクローン病が報告され,その後本邦で稀であるが2〜3の報告がある.
最近,高度の潰瘍性病変を伴つた直腸クローン病の1例を経験したので報告する.
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