Japanese
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特集 機能温存と機能再建をめざした消化器外科手術—術後QOL向上のために
各論
家族性大腸腺腫症に対する大腸全摘術後のパウチ再建
Ileal pouch-anal anastomosis with total proctocolectomy for familial adenomatous polyposis
塚本 潔
1
,
池田 正孝
1
,
野田 雅史
1
,
山野 智基
1
,
小林 政義
1
,
濱中 美千子
1
,
馬場谷 彰仁
1
,
木村 慶
1
,
宋 智亨
1
,
今田 絢子
1
,
内野 基
2
,
池内 浩基
2
,
冨田 尚裕
1
Kiyoshi TSUKAMOTO
1
1兵庫医科大学外科学下部消化管外科
2兵庫医科大学炎症性腸疾患外科
pp.450-456
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212000
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【ポイント】
◆根治性と機能温存の観点から,家族性大腸腺腫症に対して大腸全摘・J型回腸囊肛門吻合術が標準術式とされている.
◆肛門側操作で確実な粘膜切除と括約筋温存を心がけることで根治性と機能温存が両立される.
◆1期的手術や腹腔鏡手術の有用性が期待されるが,いまだ十分なコンセンサスを得たものではなく,専門性の高い術式であるという認識をもつことも必要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年4月末まで)。
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