特集 消化管ポリポーシス2000
各論
家族性大腸腺腫症の大腸病変
小泉 浩一
1
,
風見 明
1
,
坂井 雄三
1
,
甲斐 俊吉
1
,
丸山 雅一
1
,
太田 博俊
2
1癌研究会附属病院内科
2癌研究会附属病院外科
キーワード：
ポリポーシス
,
APC遺伝子
,
家族性大腸腺腫症
,
診断
Keyword:
ポリポーシス
,
APC遺伝子
,
家族性大腸腺腫症
,
診断
pp.319-326
発行日 2000年2月26日
Published Date 2000/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104808
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要旨 家族性大腸腺腫症は，大腸にポリープが多発し，その経過中に腺腫から癌へと移行していく病態を主とする遺伝性疾患である．大腸腺腫の数・密度から密生型，非密生型，および散発型に分類される，この表現型の違いは大腸癌発生の年齢にも相関するが，それぞれAPC遺伝子の変異部位との関連が認められ家系特異性がある．
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