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特集 閉塞性大腸癌—ベストプラクティスを探す
閉塞性大腸癌に対する手術
開腹手術versus腹腔鏡手術
Current status of laparoscopic surgery for obstructive colorectal cancer
赤木 智徳
1
,
河野 洋平
1
,
鈴木 浩輔
1
,
柴田 智隆
1
,
上田 貴威
2
,
當寺ヶ盛 学
1
,
白下 英史
1
,
衛藤 剛
1
,
白石 憲男
2
,
猪股 雅史
1
Tomonori AKAGI
1
1大分大学医学部消化器・小児外科
2大分大学医学部総合外科学・地域医療学講座
pp.39-41
発行日 2018年1月20日
Published Date 2018/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211904
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【ポイント】
◆現状では腸管減圧前もしくは減圧不良の閉塞性大腸癌に対しては開腹手術が原則であり,減圧できた場合は腹腔鏡手術が開腹手術に加えオプションとなりうる可能性がある.
◆減圧できた閉塞性大腸癌例に対する腹腔鏡手術の短期成績は,開腹手術と比べ良好である.
◆現在進行中のRCT(COBRA試験,JCOG1107試験)の結果により,今後一定のコンセンサスが得られることが期待される.
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