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特集 最新の内視鏡外科手術の適応と注意点
各論
胃疾患
Laparoscopic surgery for gastric cancer—indication and considerations
冨井 知春
1
,
谷岡 利朗
1
,
五木田 憲太朗
1
,
奥野 圭祐
1
,
小川 憲人
1
,
大槻 将
1
,
井ノ口 幹人
1
,
小嶋 一幸
2
Chiharu TOMII
1
1東京医科歯科大学胃外科
2東京医科歯科大学低侵襲医歯学研究センター
pp.16-21
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211473
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【ポイント】
◆ガイドラインの改訂により,腹腔鏡下幽門側胃切除術はcStage Ⅰの胃癌症例における標準治療の選択肢となった.
◆進行胃癌や胃全摘術などに対しての腹腔鏡手術は,国内・外の臨床試験(JLSSG0901,JCOG1401など)の結果が出るまでは臨床試験として行うべきである.
◆標準治療として腹腔鏡手術が選択肢となる症例でも,実臨床で適応する場合には各施設の技術レベルなどを鑑み,症例ごとに慎重に決めるべきである.
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