Japanese
English
特集 転移性肝腫瘍のいま—なぜ・どこが原発臓器ごとに違うのか
総論
転移性肝腫瘍の病理
Pathology of metastatic liver tumor
相島 慎一
1
,
山地 康大郎
1
Shinichi AISHIMA
1
1佐賀大学医学部病因病態科学診断病理学
pp.1331-1337
発行日 2016年11月20日
Published Date 2016/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211409
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆転移性肝腫瘍が疑われる場合,原発巣の特定,肝原発病変との鑑別,化学療法の効果判定などに留意する.
◆大腸癌肝転移巣では,癌の増殖に伴う通常の壊死と治療による壊死では形態像が異なる.
◆大腸癌以外の肝転移巣は切除対象となりにくく,現在のところ形態像の検討は不十分である.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.