増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅰ章 周術期の集中治療
呼吸管理
気管切開/輪状甲状膜切開
山口 嘉一
1
,
野村 岳志
1
Yoshikazu YAMAGUCHI
1
1横浜市立大学附属病院麻酔科集中治療部
pp.42-49
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211345
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POINT
■前頸部からの気道確保では正中でアプローチすることが最重要である.
■経皮的気管切開は気管切開術と比較し,コスト,時間に優れた手技である.超音波と気管支鏡がより安全な手技のために重要である.緊急時の適応はなく,症例は選ぶ必要がある.
■メスとブジーを用いた輪状甲状膜切開のトレーニングを平常時から行う必要がある.
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