今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急
救命救急手技
2.気管内挿管と輪状甲状靱帯切開
高野 郁郎
1
,
萩原 章嘉
1
,
行岡 哲男
1
1杏林大学医学部救急医学
pp.1578-1579
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902778
- 有料閲覧
- 文献概要
気管内挿管は,気道確保を目的とした最も基本的な救命救急手技の1つである.気管内挿管が実施できない場合は,救命処置としては輪状甲状靱帯切開が選択されるべきである.筆者らは,定型的な気管切開は救命を要する状況下での適応はないと考えている.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.