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特集 エキスパートが教える 鼠径部ヘルニアのすべて
各論1:鼠径ヘルニア修復術の各術式
—腹腔鏡下手術—TEP法
Inguinal hernia:Laparoscopic repair TEP repair
和田 則仁
1
,
古川 俊治
1
,
北川 雄光
1
Norihito WADA
1
1慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)
pp.1252-1259
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211325
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【ポイント】
◆TEP法では解剖学的ランドマークが少なく,至適剝離層を同定し,異なる剝離層をつなげる手技が重要となる.
◆毛細血管の走行や脂肪の色調などに目を凝らし,鈍的剝離により空間を広げ,異なる剝離層を意識的につなげていく.
◆鼠径部ヘルニアの手術適応は相対的であり,手技の研鑽により手術リスクを最小化することで適応を最大化できる.
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