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特集 同時性・異時性の重複がんを見落とさない—がん診療における他臓器への目配り
同時性・異時性重複がんの実態と診療戦略
膵・消化管NET
The important precaution to diagnose the patients with GEP-NET
工藤 篤
1
,
伴 大輔
1
,
上田 浩樹
1
,
千代延 記道
1
,
水野 裕貴
1
,
大畠 慶映
1
,
赤星 径一
1
,
大庭 篤志
1
,
伊藤 浩光
1
,
光法 雄介
1
,
松村 聡
1
,
藍原 有弘
1
,
落合 高徳
1
,
田中 真二
2
,
田邉 稔
1
Atsushi KUDO
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科学分野
2東京医科歯科大学分子腫瘍医学分野
pp.1369-1374
発行日 2015年11月20日
Published Date 2015/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210991
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【ポイント】
◆多発性内分泌腫瘍症1型(MEN-1型),von Hippel-Lindau(VHL)病,神経線維腫症1型(NF-1),結節性硬化症(TSC)などは神経内分泌腫瘍(NET)関連疾患と呼ばれる.
◆NET関連疾患は常染色体優性遺伝で,良性・悪性腫瘍が時間的・空間的に多発し,遺伝子診断は早期発見・早期治療のサーベイランスに役立つだけでなく,重複癌や他疾患治療の優先順位に関係する.
◆NET関連疾患における膵・消化管NETの治療方針は,散発性NETと異なる.
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