Japanese
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特集 Conversion Surgery—進行消化器がんのトータル治療戦略
がん種別Conversion Surgeryの戦略
肝細胞癌
Multidisciplinary treatments and strategy aimed at conversion surgery for unresectable advanced hepatocellular carcinoma
小野 宏晃
1
,
赤須 雅文
1
,
加藤 智敬
1
,
水野 裕貴
1
,
千代延 記道
1
,
赤星 径一
1
,
小倉 俊郎
1
,
小川 康介
1
,
光法 雄介
1
,
伴 大輔
1
,
工藤 篤
1
,
田中 真二
2
,
田邉 稔
1
Hiroaki ONO
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科学分野
2東京医科歯科大学分子腫瘍医学分野
pp.1204-1210
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211760
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【ポイント】
◆切除不能肝細胞癌の治療としてHAIC,TACE,ソラフェニブなどが挙げられる.これら治療が奏効しコンバージョン手術が可能となれば,より高い治療効果が期待される.
◆現状では,多発病変に対してはTACE,高度脈管腫瘍栓に対してはHAIC,肝外病変症例に対してはソラフェニブが試みられることが多い.これらを統合して用いる集学的治療も試みられている.
◆今後,新規分子標的治療薬の開発や術後補助化学療法が確立することで,より治療効果の高い集学的治療ストラテジーが可能となるかもしれない.
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