増刊号 消化器・一般外科手術のPearls&Tips—ワンランク上の手術を達成する技と知恵
⑦肝切除術
腹腔鏡下肝外側区域切除,部分切除
伴 大輔
1
,
伊藤 浩光
1
,
光法 雄介
1
,
松村 聡
1
,
藍原 有弘
1
,
落合 高徳
1
,
工藤 篤
1
,
田中 真二
2
,
田邉 稔
1
Daisuke BAN
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科学
2東京医科歯科大学分子腫瘍医学
pp.169-177
発行日 2015年10月22日
Published Date 2015/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210950
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バリエーションと留意点
腹腔鏡下肝外側区域切除は,腹腔鏡下肝切除のなかで最も定型化された術式である.しかし,ステイプラーの一括離断は肝臓の厚さの影響を受ける.
腹腔鏡下肝部分切除はきわめて多様な術式である.切除する腫瘍の大きさ,占拠部位によって体位,ポート位置などの工夫を要する.
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