Japanese
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特集 総胆管結石治療の最前線—手技と周辺機器の進歩
腹腔鏡下アプローチ
総胆管切開一期的縫合
Laparoscopic choledocholithotomy: primary closure of the common bile duct
長谷川 洋
1
,
小木曽 清二
1
,
籾山 正人
1
,
伊神 剛
1
,
太平 周作
1
,
柴原 弘明
1
,
上原 圭介
1
,
森 俊治
1
,
水野 隆史
1
,
服部 弘太郎
1
Hiroshi HASEGAWA
1
1名古屋第二赤十字病院外科
キーワード:
総胆管結石症
,
一期的閉鎖
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
総胆管結石症
,
一期的閉鎖
,
腹腔鏡下手術
pp.327-331
発行日 2001年3月20日
Published Date 2001/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904400
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胆嚢,胆管結石に対しては腹腔鏡下の一期的治療を第1選択として行っている.現在までの手術例は145例で,その内訳は胆管切開86例,経胆嚢管法59例であった.術式の選択基準は経胆嚢管法を第1選択とし,経胆嚢管法の不成功例,結石数4個以上,結石の大きい例を胆管切開の対象としている.第1選択ではないが,胆管切開は適応範囲が広く,治療を行ううえで必ず習得しておかなければならない手技である.筆者らは胆管切開例では胆道減圧を行わない一期的閉鎖を基本術式として採用し,良好な結果を得ているので,本術式の手術手技の詳細と施行するうえでのポイント,治療成績を紹介する.
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