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特集 肛門良性疾患を極める—目で見る 多彩な病態へのアプローチ法
各論
直腸脱①
直腸脱の診断と治療
Diagnosis and treatment of rectal prolapse
山名 哲郎
1
,
仕垣 幸太郎
1
,
森本 幸司
1
,
西尾 梨沙
1
Tetsuo YAMANA
1
1東京山手メディカルセンター大腸肛門病センター
pp.187-191
発行日 2015年2月20日
Published Date 2015/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210644
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【ポイント】
◆直腸脱の診断は愁訴,診察所見,怒責診で診断されるが,排便造影も術前評価に有用な検査である.
◆5 cm以上の脱出で全身麻酔が可能な症例では,年齢にかかわらず腹腔鏡下直腸固定術を行う.
◆5 cm以下の脱出では,Delorme法またはGant—三輪—Thiesch法を,ハイリスク症例ではThiesch法を行う.
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